社員インタビュー

Interview

私たちの「食」を守る。
強い信念を胸に。

栽培管理

根間利菜

沖縄県出身/2017年入社

ここが、農業の未来の第一歩。

宮古島出身の私は、高校生のころ、島の「水」と「食」を守る、学校のプロジェクトに参加。そこで島の地下水汚染に深く関わっていた、農業有機肥料について調べたのが、農業に興味をもったきっかけです。その後、沖縄の大学に進み、農学を専攻。トマトについて研究することに。トマトは一般には夏野菜とされていますが、実は暑すぎる気候が苦手。実付きが悪くなってしまうため、沖縄では期間をずらして栽培され、春に収穫されています。そこで私は、沖縄でも夏に収穫できるトマトの生産方法を探求。環境にあわせて栽培方法を工夫することのおもしろさにどんどんはまっていきました。就職活動時、環境制御など、新しい取り組みに積極的なうれし野アグリを知りました。さらにここで栽培しているのは私が研究していたトマト。迷わずエントリーしました。また、ここでは環境への配慮をはじめ、未来を見据えた新しい取り組みにも果敢に挑戦しています。「食」は人が生きていくためになくてはならないもの。その一翼を担うのが農業です。私もゆくゆくは、栽培管理研究に携わり、未来の農業の確立に貢献したいと考えています。

みんなで助け合い、女性でも働きやすい環境を。

うれし野アグリでは、現在全部で60人ほどのクルーの方々がハウスでの栽培作業にあたっています。正社員である私の現在の主な役割は、その管理。私を含め計4人の社員で、クルー一人ひとりに作業を割り振り、一日の作業内容の指示や段取りを行います。その後は、各々の進捗状況を確認し、円滑に作業を進められるよう、随時調整していきます。クルーの方々は、自分の担当分の作業が終わると、自ら率先して遅れているところの応援にまわってくれます。まだまだ至らないところの多い私にも、すごく協力的で、とても助かっています。
また、私はクルーの体調面など、男性ではなかなか気づけない細かなところにまで心配りができるように、こころがけています。栽培作業は、さまざまな取り組みの成果で、従来に比べると作業負担が下がっています。とはいえ、女性にとっては体力的に大変なことも。女性クルーがさらに働きやすい環境をつくるのも、正社員である私の役目のひとつ。クルーの気持ちに寄り添える、頼りにされる存在になれたらと思っています。

うれし野アグリのここがスゴイ!

  • 最先端の農業を
    実践できる!

    高軒高ハウスやLEDハウスなど、最先端技術を活用した農業を展開するうれし野アグリ。私が就職を希望した理由のひとつでもある大きな強みです。

  • みんながポジティブで
    協力的!

    正社員はもちろん、クルーも前向きに率先して業務に取り組む方ばかり。逆にがんばりすぎなみんなをとめるのに苦労しています(笑)

  • 風通しバツグンの
    何でも言いあえる社風!

    上下関係などを気がねせず、みんながさまざまな提案ができるのが、うれし野アグリのいいところ。私も積極的に意見を言うようにしています。

  • さまざまなことに
    果敢に挑戦できる!

    最先端技術を導入し、新しい挑戦を続けるうれし野アグリ。このチャレンジを続ける姿勢が「未来の農業につながる」と信じています。

Interview

農業の奥の深さに、
夢中になっている。

栽培管理

下社聡

三重県出身/2013年入社

失敗を恐れず、どんどん挑戦できる。

私は、会社設立時から在籍しています。当時はまだ社内の体勢が確立しておらず、栽培についてもみんなで探り探り、作業を進めている状態。たとえば、近年のハウス栽培では、冬場は暖房をつけてハウス内の温度を調整しています。その際、暖房コストを下げるため通常はハウスの天窓を開けないようにするのが一般的。しかし、私たちはトマトの生育により良い環境を追求し、冬でも適度に天窓を開けて換気することで、湿度を微調整しようと考えました。しかし、そのバランスを見極めるにはまだデータが不十分でした。そのとき社長から「暖房代のことは気にしなくていいからガンガンやりなさい」と言っていただき、私たちは心置きなく検討を繰り返すことができたんです。1年目の暖房代は大幅に予算オーバーしましたが、「しっかり失敗させてもらえた」おかげで、今日の安定した生産につながっています。もちろん私たちは現在も、日々新しい挑戦を続けています。思う存分トライ&エラーを繰り返せるこの職場は、まるで遊び場にいるみたい。ワクワクする発見にあふれています。

わからないことだらけ。だから農業はおもしろい。

現在私は、IPM管理者としてより良いトマトの栽培方法をさまざまな角度から検討しています。私たちは、勘に依存するところが大きかったこれまでの農業を可視化できるよう、いろいろなデータを収集して分析。おかげで安定した品質のトマトを生産できるようになりましたが、収集したデータだけではわからないこともまだまだいっぱいあります。たとえば、トマトの受粉を促すため、ハウス内にはハチの巣箱が設置されています。
そして、トマトを受粉させるのに最適になるよう、ハウス内のハチの数を随時調整しています。私は当初、収集した「バイトマーク」のデータ(※)をもとに、ハチの数を調整していました。
しかし、それだけではいまいち適切なハチの数がわからず、連日すべての巣箱を開けてハチを確認する日々が続きました。するとあるとき、「ちょっとハチを追加したほうがいいな」と、感覚でわかるように。これ以外にも、「最近はようやくトマトの顔色ぐらいは多少伺えるようになってきた(笑)」という感覚があるのですが、この感覚が何なのか、まだ解明できていません。「農業って本当に奥が深くて、おもしろいな」とあらためて感じています。
※受粉の目安とされる、トマトの花の雄しべについたハチの噛みつき痕

うれし野アグリのここがスゴイ!

  • 日本トップレベルの
    栽培ノウハウを保有!

    さまざまなデータ収集を行っているうれし野アグリ。いまだ勉強の日々ですが、日本トップレベルの高い栽培技術を持っていると自負しています。

  • 新しいチャレンジが
    どんどんできる!

    「失敗を恐れず、どんどん挑戦しよう」という風土が根付いている当社。「今度はこのデータを収集してみよう」など、日々新しいことに挑戦できます。

  • みなで活発に意見交換!
    垣根のない人間関係。

    うれし野アグリでは、正社員やクルー、先輩と後輩などの別け隔てなく、みながお互いの意見を尊重しあいながら、日々の業務にあたっています。

  • 「おいしい!」が
    うれしい!

    自分の作ったものを、たくさんの人たちが「おいしい!」と喜んでくれる。あたりまえかもしれませんが、本当に幸せなことだとあらためて思います。

Interview EXTRA EDITION

うれし野アグリは
多様性のある職場環境。
外国人スタッフも
正社員として働いています。

クワル・エビン

ネパール出身。日本の農業を学ぶため、2005年に訪日し、東京農業大学、同大学院にて博士号(国際バイオビジネス学)を取得。その後も、博士研究員として大学に在籍し、研究を続けていたが、研究を通して農業参入企業の分析・解析を行うなかで、当社を知り、2019年入社。実践総合農学会、日本農業普及学会会員。

ここには世界の新しい
農業のカタチがある。

私の母国・ネパールと日本は、広さや気候など、環境面で非常に似ているにも関わらず、農業事情に大きな差があります。ネパールでは、昔ながらの粗放的農業(※)がいまだに行われています。農業用機械や設備が普及しておらず、高軒高ハウスはおろか、ビニールハウスさえまだありません。「ネパールの農業事情を改善したい」と日本にやってきた私は、大学での研究を通して、ネパールの先を行く日本の農業にもまだ課題があることを知りました。そしてその課題に最先端技術で立ち向かい、海外への事業展開も見据えているといううれし野アグリに出会いました。会社の一員になった私は現在、実際の栽培作業をはじめ、データの収集などを担当していますが、大学での研究ではわからない、現場の経験に毎日とても充実しています。うれし野アグリでは栽培設備から栽培管理技術、トマト自体の研究まで、あらゆるアプローチで新しい農業に取り組んでいます。これらの取り組みをセットにして海外に展開できれば、ネパールをはじめ、発展途上国の農業事情の改善にも大きく貢献できるはず。うれし野アグリには、私の夢もつまっています。※粗放的(そほうてき)農業…ほとんど世話を焼かないような農法。収穫量は少なく、品質も良くないことが多いほか、栽培後の農地が弱ってしまい、持続性が低いなどの課題がある。