社員インタビュー

Interview EXTRA EDITION

うれし野アグリは
多様性のある職場環境。
外国人スタッフも
正社員として働いています。

クワル・エビン

ネパール出身。日本の農業を学ぶため、2005年に訪日し、東京農業大学、同大学院にて博士号(国際バイオビジネス学)を取得。その後も、博士研究員として大学に在籍し、研究を続けていたが、研究を通して農業参入企業の分析・解析を行うなかで、当社を知り、2019年入社。実践総合農学会、日本農業普及学会会員。

ここには世界の新しい
農業のカタチがある。

私の母国・ネパールと日本は、広さや気候など、環境面で非常に似ているにも関わらず、農業事情に大きな差があります。ネパールでは、昔ながらの粗放的農業(※)がいまだに行われています。農業用機械や設備が普及しておらず、高軒高ハウスはおろか、ビニールハウスさえまだありません。「ネパールの農業事情を改善したい」と日本にやってきた私は、大学での研究を通して、ネパールの先を行く日本の農業にもまだ課題があることを知りました。そしてその課題に最先端技術で立ち向かい、海外への事業展開も見据えているといううれし野アグリに出会いました。会社の一員になった私は現在、実際の栽培作業をはじめ、データの収集などを担当していますが、大学での研究ではわからない、現場の経験に毎日とても充実しています。うれし野アグリでは栽培設備から栽培管理技術、トマト自体の研究まで、あらゆるアプローチで新しい農業に取り組んでいます。これらの取り組みをセットにして海外に展開できれば、ネパールをはじめ、発展途上国の農業事情の改善にも大きく貢献できるはず。うれし野アグリには、私の夢もつまっています。※粗放的(そほうてき)農業…ほとんど世話を焼かないような農法。収穫量は少なく、品質も良くないことが多いほか、栽培後の農地が弱ってしまい、持続性が低いなどの課題がある。